ご相談の多い膝の痛み
膝の痛みの原因
膝の痛みは、様々な原因が考えられます。
- 過度のスポーツによる痛み
→ 関節障害 - 成長期の子供の膝の痛み
→ オスグッド - 加齢による関節軟骨の磨耗
→ 変形性膝関節症 - 免疫異常が原因で引き起こす痛み
→ 関節リウマチ
など、それぞれ「膝」周辺の筋肉や関節に痛みを感じる症状です。
しかし、症状に対するアプローチ方法・治療法は、それぞれ異なります。
まずは、問診・触診などを経て、痛みの原因を探っていきます。
過度なスポーツによる痛み
関節障害
負担がかかりやすい膝
- 走る
- 跳ぶ
- 急停止
- 方向転換
など、スポーツによって膝に負担がかかり、次第に痛みが強くなってしまう場合があります。
これらの痛みは「スポーツ障害」と言います。
また、膝関節周辺の骨が
- 骨折・脱臼
- 捻挫・打撲
など、ケガによって組織の損傷が原因となって痛みがでることもあります。
これらの痛みは「スポーツ外傷」と言います。
成長期の子供の膝の痛み
成長に伴う膝の痛み、オスグッド
ご相談の多い症状
- 歩くだけで膝が痛い。
- 膝の痛みで正座できない。
- 膝の痛みが強く自転車がこげない。
- 階段の昇り降り時に膝が痛む。
- 膝のお皿の下が腫れている。
- 膝のお皿の下を押すと痛みを感じる。
以上のようなお悩みをお持ちの方は、一度、ご相談ください。
小学生・中学生の時期に多い膝の痛み。成長期になると、もちろん膝の骨も成長していきます。
「骨は筋肉や腱と比べて成長が早い」という特徴があります。それによって、筋肉や腱を骨が先に引っ張るような状態になります。
そうなると柔軟性が低下してしまうため、膝の痛みが起こりやすい状態になるのです。
柔軟性を失った状態で過度なスポーツをしてしまうと、当然、膝周辺の関節・筋肉も損傷しやすくなります。
成長期で膝の痛みが出ている場合は、運動量も調節していきましょう。
加齢による関節軟骨の磨耗
変形性膝関節症
中高年の膝の痛みの原因として最も多いものが、変形性関節症です。
痛みやぐらつきなどの違和感に加え、
- 膝をまっすぐ伸ばせない。
- 膝と膝裏が腫れる。
- O脚になってしまった。
などの症状があらわれます。
膝関節は半月版と膝の軟骨によって形成されていますが、ここで軟骨が何らかの理由によってすり減ると、膝関節が変形してしまいます。
それによって炎症が起こり、膝に水が溜まって痛みやぐらつき、腫れなどの症状があらわれます。
歳を重ねるにつれて、次第に体力・回復力・免疫力は低下していきます。
膝の痛みをただ我慢したり放置したりしていると、歩くのが億劫になってしまいます。
早めの治療と炎症の鎮静化が何よりも大事なポイントになります。
当院の治療方法
痛みをとる治療とその後のリハビリ
さいき接骨院では膝の痛みに対し、
- 本的な原因を探る
- 痛みを抑制する
- 再発防止へのアプローチ
以上の流れに合わせて、治療プログラムを考案していきます。
治療の手順
- 患部の炎症を抑える
- ストレッチで可動域を広げる
- 筋肉を緩める
という流れのもと、症状改善に向けて実際に施術を開始します。
膝の痛みは筋肉のこわばりから生じることが多いとされています。
それらを丁寧に実施して行くことで、膝への負担を軽減させることができます。
痛みを和らげることができたら、歩いたり動いたりして痛みが出るかを最終チェックしていきます。
患者様へのメッセージ
再発防止を心がけて
日頃の生活を見直しましょう
痛みがとれたあとは、ストレッチ器具などを活用しながらリハビリの一環として簡単なエクササイズを実施していきます。
- 適度な筋力をつける
- 膝関節の可動域を広げる
以上を意識して、身体を動かして行くと、痛みが出にくくなります。
軽い筋肉トレーニングなどの運動で、膝まわりを強化させることができます。
関節への負担を抑えて問題なく膝を使うためにも、適度な運動は大事です。
ハードなものは行いませんのでご安心ください。
さいき接骨院では、患者様がご自宅でできるセルフケアもご提案させて頂き、再発防止に向けてサポートをさせていただきます。